アイドルグループ「STU48」の元メンバーの沖侑果さんの2冊目となる写真集「沖 侑果2nd写真集 遊泳解禁」(KADOKAWA)が2月26日に発売された。昨年4月にグループを卒業してから「まず最初にやりたかった」という2冊目の写真集への思いを聞いた。
◇SNSでアピール→写真集決定 「口に出すのは大事」
沖さんは2024年にグループを卒業し、その後は舞台「楽園の女王」で主演を務めるなど、演技やバラエティーなどマルチに活躍している。その中でも、「2冊目の写真集を出したかった」といい、積極的に自身のSNSでアピールしてきた。
「その結果、オファーをいただいたので夢がかなうのが早いなと思いました。ファンの皆さんからも『おめでとう』とたくさん声をかけていただき、すごくうれしかったです。まさに口に出すのは大事なことなんだなと思いました(笑)」
念願かなった2冊目の写真集のロケ地はインドネシアのバリ島。ファースト写真集の昭和レトロな雰囲気から一転、太陽の下で明るい表情を見せるなどガラリと変化し、露出も増えたという。
「前作はグループ在籍時に出したので、グループのイメージも守りつつというコンセプトでした。今回は自分のやりたいことを詰め込みました。露出も抵抗はなく、むしろやりたかった、みたいな感じです(笑)」
写真集で沖さんを知った人には「セクシーなグラビアを見てもらいたい」といい、元々のファンに対しては「太陽の下ではしゃぐ私はなかなか見られないと思うので、ぜひ楽しみにしてもらえたらと思います」とアピールした。
◇「欲を言うなら全部頑張りたい」 “NGなし”でどんな仕事にも挑戦
グループ卒業後は活動拠点を広島から東京に移し、バラエティー番組への出演、舞台やグラビアなど多岐にわたる仕事に取り組んでいる。一人の時間が増え、プライベートでは「さみしさ」もあるというが、仕事面では充実した時間を過ごせた。
「お芝居もグラビアもバラエティーも全部が楽しくて。今後どれに注力するかと言われると、どれかに絞ることは今はできないです。これからもやったことのないジャンルに挑戦したいです。NGはないので、欲を言うなら全部頑張りたいです」と目を輝かせる。
幼少期から芸能界に憧れていて、幼稚園の時の将来の夢には「アイドル」と書いた。
「高校卒業して劇団のオーディションを受けたりして……唯一受かったのがアイドルでした。生まれ変わってもSTUになりたいですね。アイドル文化のなかった瀬戸内に根付いたグループですし、歌詞も良い意味でアイドルっぽくない。今もファンとして大好きなグループです」と“古巣”への愛情を大事にしながら、ソロ活動にまい進する。
◇沖侑果(おき・ゆうか)さんプロフィル
1999年12月1日生まれ。岡山県津山市出身。2018年AKB48グループドラフト会議にて史上最多5チームの指名競合を受けSTU48の3期生として加入。2023年にはファースト写真集「遊泳禁止」(玄光社刊)を発売。2023年にSTU48からの卒業を発表し2024年にSTU48を卒業後、舞台「楽園の女王」では主演を務め舞台、ドラマ、バラエティーと幅広く活動をしている。特技はコンプライアンスを守る事。
3月15日にHMVエソラ池袋(東京都豊島区)、4月6日に「HMV三宮オーパ」(兵庫県神戸市)、4月20日に「タワーレコード広島店」(広島市中区)で写真集のお渡し会を実施。「TSUTAYA EBISUBASHI」(大阪市中央区)では3月12日まで発売記念パネル展を開催している。




