“令和の完売クイーン”とも呼ばれるモデルで俳優の菊地姫奈さんが3月19日、20歳のメモリアル写真集「memory」(講談社)を発売した。15歳のグラビアデビューから約5年間の集大成となる一冊で「20歳だからこそ挑戦したい」とヌーディーショットにも初挑戦した意欲作だ。発売を控える菊地さんに、制作秘話や見どころを聞いた。(インタビュー前編)
自身3冊目の写真集で、テーマとして「王道グラビア」を選んだ。
「20歳の節目ということで、一度原点に戻るじゃないですけど、あえて王道で行きたいなっていう気持ちでこのテーマにしました。5年間グラビアをやらせていただいた中で、経験したことや学んだことを、王道というテーマで見せられたらなと」
オーストラリアと出身地の茨城県で撮影した。
「茨城で撮影したのは初めてではないのですが、こんなにも地元の近くで撮影したのは初めてで! 駅で撮影したカットもあるのですが、昔アルバイトに行く時に使っていた駅だったのでノスタルジックな気持ちになりました。田舎なので撮影中に知り合いには会わなかったです(笑)。弟は見に来るかなと思って呼んでみたんですけど、寝ていて来てくれませんでした(笑)」
オーストラリアの美しいビーチでの水着ショットや、地元だからこそのリラックスした自然体な表情に加え、「新たな一面」と語る大胆なショットも掲載される。
「20歳になったので大人な感じの雰囲気もやってみたくて。私、水着よりもランジェリーが好きなんです(笑)。今回ランジェリーショットができてすごくうれしかったです。ミントグリーンのレースのランジェリーがあるのですが、それはスタイリストさんが自作で作ってくれたもので、世界に一つだけなんですよ! 撮影が終わったら記念にいただいて、大切に保管してします」
ヌーディーショットやTバックショット、バスタブでのショットもある。どれも初挑戦だが、緊張はなかったという。
「今回のカメラマンさんは私の初めてのグラビアを撮っていただいた方で、スタイリストさんとメークさんもずっとお世話になってる方たちで。5年間見守ってきてくださったチームだからこそ、緊張はなかったです。いいものを届けたい、綺麗(きれい)に見せたいっていう気持ちだけで挑めました」
自信の仕上がりになった。「私の今出せる全力をぶつけた作品になっています。ファンの皆さんの期待にも絶対応えられていると思うので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです」とアピールした。写真集は132ページ、価格は2970円。
インタビュー後編に続く。