アイドルグループ「アンジュルム」のリーダーの上國料(かみこくりょう)萌衣さんが6月6日、東京都内で写真集「kamiko」(オデッセー出版)の発売記念イベントを開催した。上國料さんは6月18日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で開催されるコンサートをもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業することを発表しており、「アンジュルム」としてはラスト写真集となる。上國料さんは「アンジュルムの中で過ごしてきた中で今の私がある。愛とか、心から何かを楽しむとか、無邪気さを大事して過ごしてきたので、写真集も無邪気な表情に注目してもらいたいなと思います」とアピールした。
上國料さんは、1999年10月24日生まれ、熊本県出身の25歳。2015年11月にアンジュルムに加入した。上國料さんの愛称「かみこ」をタイトルにした写真集は、“素のかみこ全部”をテーマに、湘南エリアなどで撮影された。オフの1日を追うように、はしゃぎながら街を歩く姿や、海での開放感あふれる表情、空を眺めてうっとりする顔、おいしそうにご飯を食べる様子など、上國料さんの自然体な姿、愛らしい仕草を見せた。B5変形、160ページ。3500円。
「アンジュルムのメンバーに写真集から学んでほしいことはある?」と聞かれると、「普段の撮影では、笑顔ってあんまり得意じゃないんです。でも、今回の写真集では、素の笑顔がやっぱり一番可愛いんだよって。アイドルって、常に撮られることを意識しているので、素で笑うのは恥ずかしかったり、それを撮られるのが怖かったりする部分があると思うのですが、『みんな素が本当に可愛いんだよ』ということを感じてもらえたらいいなと思います」と語った。
写真集のお気に入りは、部屋で「おちゃらけている」カットといい、「アンジュルムに入る前は内弁慶で、恥ずかしがり屋で、人としゃべることもあまり得意じゃないくらいだったので、こんな表情は人前で出していなかったと思います」と、“アンジュルムとして活動してきたからこその一枚”になったという。
自身にとってのアンジュルムは「自分の全部」と語り、「大好きな存在です。それ以外なくて。家族よりもずっと一緒にいるし、家族で話さないことも話すし。自分はアンジュルムから卒業するんですけど、卒業後どうなるのか分からないくらいで。自分の一部じゃなくて、全部がアンジュルムなんです。そんな存在です」と“愛”を込めた。




