アイドルグループ「STU48」の内海里音さんのファースト写真集「ハートのGPS」(KADOKAWA)が、10月8日に発売された。出身地の岡山県で撮影され、内海さんがちょっと大胆、でも愛らしい姿を披露する一冊。“体重10キロ減の美ボディー”も見どころで「360度、私を見てほしいと思って」と思いを明かす内海さんに撮影の思い出を聞いた。
◇「こんな顔できるんだ」って自分自身でギャップ萌え
写真集は、アイドルとしてのキラキラした笑顔だけでなく、地元で見せる無防備な素顔や、ドキッとするような大人びたまなざしまで、これまで見せたことのない“素顔”と“ギャップ”が詰まった一冊となる。内海さんは「普段SNSに載せている写真とはいい意味で全く違う表情が出せました」と手応えを明かす。
「私は元気で面白いことが大好きなので、普段は笑顔が多いのですが、今回は口を閉じて見つめてみたり、真剣だったり、エモい表情とかもあって、『こんな顔できるんだ』って自分自身でギャップ萌えしました」
写真集には岡山の素晴らしいロケーションを生かしたカットを多数収録。ロケ場所は内海さん本人の強いこだわりから選ばれ、通っていた母校(中学校)、なじみの喫茶店、よく行っていた温泉(湯郷温泉)などが登場。市内を走る“岡電”を貸し切っての撮影もあって、地元を満喫した。
「そういった場所でよりリアルな素の私を姿を撮っていただけました。加えて、写真集のページをめくるたびに私が目の前にいるかのような彼女感や、普段のグラビアとのギャップを出したいと思ったので、カメラをファンの方みんなだと思って撮影に挑みました」
母校での撮影では、紺と白を基調としたセーラー服と白のソックスで、中学時代の内海さんを再現。またこのとき、内海さんの姉を教えていた先生との偶然の出会いもあった。
「私が在学中は別の場所で教鞭をとっていたその先生とは初対面だったのですが、私の顔を見て妹だとすぐ分かったみたいで、こういう“ご縁”ってあるんだなって。あとオムライスを食べている場所は、私が幼い頃から何度も行っている喫茶店で、当時頼んでいた“思い出のオムライス”を食べて『おいしい〜』と言っている、そのままの顔を撮ってもらったり。岡電さんを貸し切ったのも、これって一生の思い出だなと思いましたし、楽しかった記憶しか残っていません。だからファンの方には“聖地巡礼”をいっぱいしてほしいです」
◇ファンに見ていただくことを考えたら耳が赤く
内海さんが、もう一つこだわったのが衣装。「STU48の他のメンバーもたくさん写真集を出しているので、なるべく被らないように、なおかつすごいものにしたいと思って」と話す。
「写真集の公式Xで初めて上がった、ベッドの上で『着ているのか着ていないのか、ご想像におまかせします』みたいな写真とかもめちゃくちゃこだわりました。普段のグラビアとも、ほかのメンバーの写真集とも差別化したいし、今回の写真集では、自分の素を見てほしい、出せる部分を究極に出せたらと挑んだので、撮影中は緊張はしなかったのですが、ただファンの皆さんに見ていただくことを考えたら耳が赤くなったりしました」
内海さんは大胆に背中を見せたカットにも初挑戦した。
「360度、私を見てほしい、いろいろな角度で見てほしいと思いました。普段生活していて、自分の背中を見る機会ってそんなにないので、私も出来上がった写真を見て、『自分の背中いいね!』って思ったし、『肩甲骨とか好きだな、背中のほくろもかわいいな』って。自分を愛せて、自己肯定感も高まりました」
今回の撮影に向けて、10キロ減量した内海さんの努力のたまもの。「肩甲骨が大好きになりました」と笑顔を見せる。
「普段、フリフリな衣装で隠されている部分を改めて見て、ゴツゴツしていて人間味があっていいなと思いましたし、しかも今回、体作りを頑張ったから見えた骨で、より一層好きになりましたし、この先も“キープ”できたらと思っています」
写真集「ハートのGPS」はA4判、128ページ。価格は2750円。






