タレントで実業家の小阪由佳さんが11月29日、東京都内で約17年ぶりの写真集「until the end~裸洗~」(双葉社)と書籍「六本木洗脳」(晶文社)の発売記念イベントを開催した。ミスマガジン2004のグランプリの小阪さんは40歳を迎え、“元グラビア女王にして女性社長”として芸能界復帰を果たしたことも話題になっている。約17年ぶりとなった写真集を「100点です」と自己採点し、「覚悟を決めました。100%の自分を取り戻した姿なので、小阪由佳ってこうだったよねと思い出してもらえたらうれしいです」と自信を見せた。
写真集のオファーがあり「自分も事務所の経営者なので、需要、大丈夫?と思いました。取り戻した姿をお見せする場所がほしいと思っていたので、いけるところまでなら喜んで!とうれしかったです」と撮影に臨んだ。
「自分のポーズは古くないかな?となったり、20代でやっていたことを40歳でチャレンジすると、時代に合わせたアップデートしないといけないので、そこは葛藤しました。いろいろ教えていただき、本当に初心者みたいなものです」と撮影を振り返った。
周囲の反響を「主人は喜びますよね。主人にはずっと前から『写真集、いつ出るの?』と言っていたのですが、需要がないので『夢見るのはやめてください』と言っていました。でき上がったとき喜んでいました。周りの方に『変わらないよね』と言っていただきうれしかったです」と明かした。
写真集では美しいスタイルを披露した。体形維持について「毎日、体重計に乗ることです。シンプルなのですが、意外にみんな気付いてない。少し太って体重計に乗らなくなった時は注意してください」と話した。
「六本木洗脳」では、洗脳されていた当時を振り返った。「勇気が必要でした。自分の中ではもう解決したことだと思って、ずっと生きてきたのですが、ある日自分を洗脳した方を偶然テレビで見て、衝撃と恐怖が止まらなくて、どうにか昇華しなくてはいけないと思ったのがきっかけでした。自分の傷が誰かのためのものになった時に、自分の経験は完全に肯定されるのではないかと本を書かせていただきました。命を削ったといっても過言ではない本になっています」と思いを語った。



