薬剤師でグラビアアイドル、コスプレーヤーとして活躍する三橋くんの初の写真集「三橋くん1st写真集 no lies」(トランスワールドジャパン)が5月15日に発売される。スマホアプリで簡単に写真の補正ができるようになった昨今、ネットには加工写真があふれている。加工が当たり前になっているが、写真集では、あえて時代に逆行して“無加工”に挑戦した。なぜ、無加工なのか。三橋くんを直撃した。
◇増やした体重を減らして 撮影に向けて苦労も
三橋くんは、薬学部に通う女子大生でグラビアアイドルやコスプレーヤーとして話題になり、3月には薬剤師国家試験に合格。大学も卒業し、薬剤師とグラビアの“二刀流”として活動している。経歴も異例ではあるが、無加工の写真集も異例だ。
「初めての写真集ですし、せっかくだから面白いことをしたいと提案したところ、編集の方が乗ってくれて。AIを使ってレタッチしたり、コスプレしたりと加工した写真があふれています。それが悪いことではないのですが、だったら無加工は面白いんじゃないかなと提案したんです。聞いたことがないですしね。自然体の私を見てもらいたかったんです。若い今だからできることですし、この先はできないかもしれません」
三橋くんはショートカットがトレードマークということもあり、「ウイッグをかぶってロングにする。ウイッグあり、なしの対比を見せる。半年くらい髪を伸ばしてから切る」などの案も挙がったというが、「それは今後もできるかもしれません」と無加工に挑んだ。覚悟を決めたが……。
「事務所の方にも絶対に面白いから!と言い続けて、無加工で撮影できることになったのですが、悩みも生まれました。お肌や体形に気を付けないといけません。撮影は2、3カ月後だったので、そこに向けてボディーメークしました。その期間、ぽっちゃりキャラになりきるグラビアの撮影があったので、少し体重を増やす必要もありました。増やした体重をまた減らして……と大変でした。しかも勉強もしないといけませんでした」
◇グアムでも勉強 全然遊んでいない!?
写真集の企画が始動した当時は現役薬学生ということもあり、大学の試験があった。しかも、薬剤師国家試験も控えていた。
「撮影は、試験の3週間前でした。飛行機では行きも帰りも勉強していました。グアムで撮影したのですが、夜はコンビニのご飯を食べて勉強していました。せっかくの海外なのに全然遊んでいません……。ただ、グアムの海は最高でした!」
「とはいえ少しは加工しているのでは?」と意地悪な質問をしてみると「本当に無加工です!」と断言する。
「意外に大丈夫でした! これは世に出せるのか?……という写真もあったのですが、どうなっているか楽しみにしていてください。表紙もこだわっています。帯を外すと、普段だったら加工で消すものも見えます。紙の写真集というのもいいんですね。紙ならではの肌感がよく分かるはずです」
タイトルの「no lies」に偽りなし。三橋くんは「そのままです。嘘なしです!」と自信を見せる。加工が当たり前の現代に、一石を投じる写真集になりそうだ。





