コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では東京都内で開催された、コスプレも楽しめる大型イベントをプレーバック。東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、2日間で約30万人が来場するなど、大盛り上がりとなった世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット107(コミケ107)」に参加していた、バニースーツが印象的なコスプレーヤーたちを紹介する。
ボディーラインに沿ったタイトなデザインに加え、ハイヒールやストッキングにより足を長く、きれいに見せられるバニースーツは、コスプレ界隈でも人気の高いコスチュームの一つ。昨今ではアニメのキャラクターたちの“バニースーツ”バージョンのフィギュアが発売されたり、スマホゲームではヒロインごとに“バニースーツ”スキンが配信されたりしており、そのバージョンのコスプレでイベントに参加するレイヤーも多い。
「その着せ替え人形は恋をする」の喜多川海夢に扮する月城せいにゃんさんは、バニースーツの着こなしに加え、地毛で再現した髪型にも注目してほしいと話す。
「昨年のコミケに続き、今年も地毛で喜多川海夢ちゃんのコスプレをさせていただきました。昨年よりも、原作に近いカラーに染まっていると思うので、バージョンアップした海夢ちゃんコスを楽しんでもらえたらうれしいです!」
「勝利の女神:NIKKE」のエードに扮するりおなさんは、ウイッグの“跳ね具合”がこだわりポイントだという。
「ウイッグは分け目や顔周りの“跳ね”などを忠実に再現しつつ、ナチュラルに仕上げました。またエードらしく、柔らかく優しいイメージになるよう、メークにもこだわりました」
「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」のロキシーに扮する小鳥遊みうさんは、体づくりに励みつつ、髪型の再現にもこだわったと話す。
「バニースーツという体のラインがはっきり出る衣装なので、見栄えをよくするためにボディーメークを頑張って。撮影時は、常に可愛らしい表情でいることも意識しました。それとロキシーは、耳横の外跳ねが特徴的なキャラなので、外跳ねがきれいに見えるように仕上げたウイッグも注目していただきたいポイントです」
取材・文:ソムタム田井



