ソムタム田井のコスプレリポート:「チェンソーマン」マキマのバニーコスプレ お尻を中心に筋トレ

「チェンソーマン」のマキマのコスプレを披露した苺華さん
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「チェンソーマン」のマキマのコスプレを披露した苺華さん

 コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。

 本稿で紹介するのは、2024年10月25~27日に東京・池袋の東口エリアで開催された「池袋ハロウィンコスプレフェス2024(池ハロ2024)」で見つけた、「チェンソーマン」のマキマに扮(ふん)する苺華さん。

 通常衣装ではなく、“バニースーツ”バージョンのコスプレをするにあたり、まずは体づくりから取り組んだという。

 「今回のコスプレは、フィギュアで発売された“バニースーツを着たマキマさん”になります。少しでも体をきれいに見せられるよう、腕やお尻を中心に筋トレを頑張って。肌もツヤツヤになるようにアカスリをして、コンディションを整えました」

 苺華さんは、コスプレ歴はまだ浅く、現在、メークを猛勉強中だ。イベントに参加するたびに新たな発見や学びがあると話す。

 「まだコスプレ経験が浅くて、イベントへの参加はこれで4回目です。コスプレメークやテーピングはちゃんと調べて練習しないと、いつまで経ってもクオリティが上がらないので、イベントに参加するたびに、下準備がすごく大切なんだな……と実感させられますね。ほかのレイヤーさんが慣れた手つきで準備をされているのを見かけると、本当に参考になるなぁと、ついつい凝視してしまいます(笑)」

 今回のマキマのコスプレではアイメークに注力したが、まだまだ改善点は多いようだ。

 「メークに関しては、つり目になるようにアイメークを頑張ったつもりでしたが、写真で見るとかなり薄めで。コスプレメークって、鏡越しで見るときと写真とでは見え方がぜんぜん違うので、もっと工夫しないといけないなと反省しました。それでも、今日見かけたマキマのレイヤーさんのなかで、一番似合っています……と褒めてくださる方もいて、本当にうれしかったです。そういってくださる方の期待に応えるためにも、もっと勉強して、コスプレのクオリティーを高められるよう頑張ります!」

取材・文:ソムタム田井

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